スタッフコラム

うつ病・適応障害等メンタルヘルス不全からの社会復帰に実践する「伝わる説明」

リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めながら社会復帰に必要なコミニュケーション力を高め、うつ病や、適応障害等メンタルヘルス不全から回復して社会復帰を目指す実践的プログラムを行っております。

あなたは出来事や経験を相手に説明をすることは、得意ですか?苦手ですか?

本日は、「伝わる説明」をテーマのプログラムを行いました。
相手に伝えるので、まず大事なことは、自分が理解しなければ、物事の内容は相手に伝わらないことです。説明の主役は「聴き手」になります。
出来事を相手に伝える準備として、以下4項目を整理してワークを行いました。

STEP1 伝えたいことを「とは」「何故」「どのように」に分ける。
「とは」 キーワードを定義・「何故」 根拠 理由
「どのように」詳細な内容 全体と部分に整理する

STEP2 難しいこともできるだけ簡単に説明する
「一言で言うと」 「つまり〇〇!」

STEP3 はじめに「つかみ」で興味を引く
エピソード 具体例 自分の体験談

STEP4 説明のシナリオを組み立てる

本日のプログラムは、グループワークを仮想の朝会にして、時事トピックスをメンバーに「伝える」ロールプレイングを行いました。緊張されたご利用者様も多かったかと思いましたが、実践のロールプレイングを通じて、自分の「伝え方」のクセや、感情の変化、今後の課題を認識することができ、非常に有意義な時間を過ごすことができました。