スタッフコラム

「散策」で五感を使う!うつ病・適応障害などのメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰の準備に!

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害等メンタルヘルス不全の回復・改善、そして再発なき社会復帰のために、認知行動の実践的なプログラムの他にも、毎日のラジオ体操、ヨガ、自立訓練法、呼吸法など、心身共に効果的なプログラムを継続的に行っています。

先日は秋の空気、空の変化を感じながら、「散策」を行いました。メンタル不全になると、身体を動かすことや、外出することが億劫になりがちです。
事前にご利用者様に「散策」を行う目的、1、ご利用者様同士のコミニュケーション 2、筋肉を動かすことで免疫力を高める 3、五感を使うことで脳への刺激を与える 4、変化への適応 冬に向けての準備 の4点を意識して、安全にそして何より楽しんで「散策」に行きましょうとお声がけをして出発しました。

リファイン就労支援センターから上野公園に向かい、ご利用者様同士のコミュニケーションを楽しみながら、秋の深まり空の高さ、池の水の変化、鳥の鳴き声、落ち葉を踏みながら歩く足裏の感覚など五感をバランスよく使い、上野公園から不忍池を通り、再び上野公園の清水観音堂から不忍池を眺めてゆっくりと歩き、路上パフォーマーの賑わい、通る人々の往来を感じながら、公園の午後を満喫した後、アメ横の活気ある賑わいを眺めて、リファイン就労支援センターに戻り、無事約2時間の行程を終えました。

ご利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「季節の変化を感じ、とても気分がよかったです。そして何よりも一人でなく他の利用者の方との会話がとても楽しかったです。」

「周りの景色をみて、自分にあったスピードで歩くことができました。呼吸のリズムも意識することができ、心地よい疲労感を味わうことができました。」