スタッフコラム

〜教える技術とは〜うつ病などメンタルヘルス不全の回復と社会復帰のためのダイアログ

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害などメンタルヘルス不全で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰の為に自己理解、他者理解、コミュニケーション力を高めるプログラムを日々行い、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。

あなたは、同僚や部下に仕事を教えることは得意ですが?苦手ですか?

本日は、コミュニケーションプログラムの一環として「教える技術」について皆で自分の可能性を考えてみました。
まずは、個人ワークとして過去「お手本になった人」、「よい影響を受けた人」のエピソードとその理由を振り返ってシートに記入して頂き、グループで個人ごとにシェアを行いました。優しく面倒見の良い上司や、厳しかったけれども後で考えると自分の為になった上司、また直接は関わりは無かったものの見ているだけで元気をもらえた同僚など、エピソードや理由は様々なものが出てきました。
そして、未来をイメージして自分が教える側に立った場合を具体的(誰に いつ どこで どんな風に 何を教えるのか)を考えてみました。
その為に身に着けたいスキルや取り組みも具体的にイメージしてグループシェアを行いました。

ご利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「自分が頼りにしていた上司のことを思い出すと、日々コミュニケーションをとり、相手の立場にたって行動することが大事なんだと思いました」

「少し高めの目標を設定してくれた上司の時代が自分が一番成長したと思えることが多かった気がします。逆の立場になっても部下の現状と成長を両立させた教えをしていきたいと思いました」