スタッフコラム

‘ハイポイントインタビュー‘で価値観を再発見!うつ病・適応障害等のメンタルヘルス不全からの回復と社会復帰の準備に!

リファイン就労支援センターでは、自己理解・他者理解を深めながら社会復帰に必要なコミニュケーション力を高め、うつ病や適応障害等メンタルヘルス不全から回復して社会復帰を目指すプログラムを行っております。

今回は問題解決に有効な手法ポジティブアプローチを意識した「ハイポイントインタビュー」をご利用者様に体験して頂きました。

ポジティブアプローチとは、組織やメンバーの価値や強みに焦点を当ててそれを更に高め、それらの組み合わせでより高い成果を生む人々の夢や組織のありたい姿を描く「未來創造型」の手法です。

今回のインタビューは、ご利用者様お二人をペアにして、あなたのこれまでの人生で、「最も嬉しかったことは何ですか?」というインタビューを、➀肯定的な問いで、➁相手が話したくなるコミニュケーションを意識して行いました。一人30分という時間でしたが、「最も嬉しかったこと」をしていた時の自分の表情や気持ち、その時の価値観や自分の強み、関わっていた周囲の人を想い出し、これまでで最も良かった経験を振り返ることで「ポジティブ・コア」と呼ばれる「強み・重視している価値観」などを再発見して、皆様いきいきとした表情でインタビューを終了しました。

利用者の皆さまの感想(一部)をご紹介します。

「自分の 最も ハイ・ポイントを思い出し、今まで封印していた当時のその時の気持ちや情景が一気に浮かんできました」

「質問に答えていく中で自分自身が気づいていなかった価値観や、自己理解につながる課題(例えば、やりたいか、やりたくないかの境界線等)がみえて、とても有意義な時間になりました」

「インタビュアーの方に自分の長所や強みを積極的に探求して頂き、過去を自然に思い出し嬉しい気持ちになりました。未来に向けて自分の長所を活かし、相手の気持ちや長所も見つけていきたいと思います」