スタッフコラム

~ワールドカフェ~ 【承認欲求】について うつ病・双極Ⅱ型・不安障害・適応障害等メンタルヘルス不調からの回復と社会復帰の準備に!

リファイン就労支援センターでは、うつ病や適応障害などメンタルヘルス不調で苦しんでいるビジネスマン・サラリーマンの方の社会復帰の為に自己理解、他者理解を深め、ご利用者様同士のグループワークでコミュニケーション能力を高めるプログラムを日々行い、そして以前よりも生き生きと幸せな人生を構築するお手伝いを目指しています。

誰かに認めてほしい、ほめられたい、賞賛されたい……こうした欲求を「承認欲求」といいます。承認欲求は、人が仕事や趣味を通して自己実現を果たしていくうえでエネルギーとなってくれることがある一方で、さまざまな問題を引き起こす原因になることがあります。

今回のプログラムは「承認欲求について」をテーマとして自由な雰囲気で話し合う「ワールドカフェ」という手法でダイアログを行い、様々な意見を受け入れ合いながら、自分なりの答えを探求していきました。

「ワールドカフェ」では、 リラックスした「カフェのような雰囲気」が演出されます。 オープンに会話を行い、自由にネットワークを築くことのできる空間でこそ創発される、という考えに基づいた話し合いの手法です。

いつもと違う雰囲気が緊張感を和らげてくれます。相手との距離も近く、耳を傾けてもらいやすく、緊張感も薄まり参加者が口を開きやすくし、比較的素直な発言を導きます。
4人1組程度の少人数で1テーブルを構成します。そのため、一人ひとりが発言の機会を多く得ることができます。
エチケットとして、➀問いに集中 ➁自由に本音で素直に討議 ➂相手の話に耳を傾ける(傾聴) ➃全員参加 ➄アイディア間の関係に着目の5点に留意してダイアログを行いました。
「グループで話しているにもかかわらず、その場にいる参加者全員で対話をしている気がしてくる!」
そんな感覚で進めます。ラウンドごとにテーブルのメンバーをシャッフルすることにより、他のテーブルの意見を持った新たなメンバーを介して、多くの人の意見がシェアできます。
そして 他グループでどんな話が出たのかシェアを行い、テーマである「承認欲求」についてリラックスした雰囲気の中、真剣で活発なダイアログとなりました。