うつ病・パニック障害・適応障害:言葉にならない感覚を言葉にすること
本日は、うつ病やパニック障害・適応障害を克服して、就職や復職するために有効な方法であるフォーカシングをしました。
ご利用者様からは、言葉にならない感覚を言葉にすることで、前向きになれるという感想がありました。
何を言っても否定されない、
どんな感情もあっていい、
いいことを言わなくてもいい。
そういったルールの元で、自由な発想で感じていることを発表しました。
連詩という、前の人の一文を見て、感じたことを一文ずつつなげていくということをしました。
テーマは「休息」でした。
それぞれの人が休息について思いついたことを、書き出し、
前の人が書いたものに付け加えて完成させていきます。
チームのひとりひとりの個性が合わさってひとつの詩ができるとことが驚きでした。
ご利用者様からは、どの詩もメッセージ性があり、また今の自分の心境に見合った部分があるのが、不思議だった。
相手からバトンを受け、私からまた別の相手にバトンを渡すというスタイルがとても新鮮に感じた。
コメントを書いているうちに、ポジティブになれた。
魔法のようだった。
という声があがりました。
連詩をひとつ紹介します。
『休息』
布団から出ないで一日中うつらうつらとする。
布団のあたたかさは、極楽を思わせる。まるで温泉のよう。
温泉は身体だけでなく心も温めてくれる。
心が温まるとまわりに優しくできるね。
リラックスしてゆとりができると優しくなれるのかな。
優しくなりたい?
そうありたいと思う。
フォーカシングの手法は、ゆっくりと自分の内側を探索することで、自分自身の感情に気付き、さらにその気付きを深めることで前向きになれます。
うつ病・パニック障害・適応障害からの回復・改善を目指す方には前向きになることは、とても有効な方法です。