うつ病からの自信回復~ほめほめノート~!「強みオークション②」(商品開発編)
うつ病やパニック障害・適応障害を発症して、苦しんでいる方が自信回復をして、
社会復帰していく為に、リファイン就労支援センターでは「強みオークション」というカリキュラムを通して
自分自身の「強み」と「弱み」を分析して、「強み」はより強い武器として、他人にも商品として売れるように磨くことと、
「弱み」は他人から買うことで、身に付けていくということを楽しみながら行っています。
しかし、「強みオークション」で買いたい人が多かったにも拘わらず、売る人がいなかった「自信をつける方法」について
ダイアログという手法で「商品開発」を行ないました。
ダイアログとは、議論や討論をはことなり、
何か結論を出したり、まとめたりすることではなく、
様々なアイデアや意見があることを尊重し、お互いの意見を対話することです。
うつ病やパニック障害で、一度体調を崩してしまうとつい自分に対して自信がなくなりがちです。
自信をもっと持ちたいと、多くの人が思っていますが、
それを外に求めるよりも自分たちで考えて対話をしてみようという試みでした。
はじめは、個人ワークでなかなか思いつかないようでしたが、
じっくりと向き合っている中でさまざまな取り組みや考え方の幅が広がりました。
発表の中で出てきたのは、
・自信を持つには、先ずは自分を好きになること
・小さな積み重ねを繰り返していくことで、目標を達成すると成功体験になる
・未来や過去ではなく今の自分に集中すること
・他人との比較ではなく、自分の出来たことをみること
・寝る前に、今日の素敵だった自分を思い出し「ほめほめノート」をつけてみる
・自分が好きなことを意識して、やってみる
・失敗を出来なかった体験ではなく、「学び」の体験と捉えなおす
・他人からのフィードバックを素直に受け入れる、ほめてもらう
・自分が他人の役に立てることをする
自分の全体でなくとも、自信のある部分を一つでも増やせるとそれだけで、
気持ちが楽になったり、自分を信じれるようになる、
そんな意見が出ていました。
自分を好きにならなきゃいけない、ではなく、自分のここが好きが少しだけでも
増えると、徐々に自分に対して好意的になっていきます。
こんな自分は良くない、だめだと切り捨てることをやめて、
弱い自分がいてもいいし、そんな自分も自分らしいなと受け止めることで、
どんな自分も受け入れられるようになります。
自分で自分を弱くすることがなくなると、気持ちも楽になりますね。
~ほめほめノート~:うつ病やパニック障害・適応障害からの自信回復と社会復帰への武器になりますね!