うつ病・パニック障害からの転職・復職に必要なコミュニケーションスキル!「アサーション」
うつ病やパニック障害を発症して、体調を回復・改善して、転職や復職をするためには、
「アサーション」という自分のことも大切にして、尚且つ、相手も大切にするコミュニケーションスキルを身につけると、
就職活動や復職してからの人間関係に非常に効果的です。
うつ病やパニック障害・適応障害を発症した方は、「自分はコミュニケーションが苦手だ」と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
「アサーション」が上手くいくと、自分もOK、相手もOKといった
「お互いの関係性を大切にした自他尊重のコミュニケーション」が出来るようになります。
私たちの言動には、攻撃的・非主張的・アサーティブといった表現の種類があります。
攻撃的表現とは自分のことだけ考えて、自分の意見を押し付けてしまいます。
非主張的表現とは自分よりも他者を優先し、自分のことを後回しにしてしまします。
アサーティブな表現では自分の意見も伝えるが、相手にも配慮します。
今日のアサーションプログラムである利用者様から、
高齢者の方から足を踏まれ、彼から「すみません」との言葉があったのですが、
その際に攻撃的な言い方だと「痛いじゃないですか!」と怒りをあらわに返しますし、
非主張的な言い方だと「いいですよ」と我慢してしまい自分自身にストレスがたまりイライラしてしまいます。
今回自分は「アサーション」を意識していたので
「今後気をつけてくださいね」と言えました、との発表がありました。
本人もすがすがしい気分になったでしょうし、言われた方も素直に聞き入れてくれたのではないでしょうか?
このようなコミュニケーションをとっていくと、お互いのストレスも軽減して円滑なコミュニケーションになっていきますね。
「アサーション」を意識したコミュニケーションを身につけると心地よい人間関係構築ができます。
うつ病やパニック障害・適応障害を回復・改善して、就職・復職を目指す方にとって、必要なコミュニケーションスキルです。