スタッフコラム

うつ病からの社会復帰!「ポジティブワードを意識してみると、気持ちも明るく軽くなります。」

うつ病などを発症して、苦しんでいる方にとっては、できていないこと、ついていないこと、

ネガティブなことをついつい、自然に頭に思い浮かべがちです。

あれができなかった、これができていないかった、

こんなについていない、こんなに怒りがある。

それを頭に思い浮かべると、身体は緊張状態になります。

恐れや不安を思い浮かべると、それだけでストレスが身体に生じてきます。

では、意識して自分がついていること、

ラッキーだったと思うこと、

嬉しい、楽しい、感謝をしていることを思い浮かべるとどうなるでしょう。

自然と、身体はリラックスして、

自分がとても恵まれていたり、

周りへの感謝が生まれます。

ポジティブなことを、思い出し、それをできるだけたくさん箇条書きで、

思い出してみるということをトレーニングしました。

・朝、電車にすぐ乗れたこと
・今日も、朝起きれて遅刻せずに来れたこと
・昨日スーパーで揚げたてのコロッケを買えたこと、そして美味しかった
・朝電車が空いていて、すずしかったこと
・焼いたパンがおいしかった
・夕焼けがきれいだった
・シャワーがとっても気持ちよかったこと
・友人に会えて、楽しい時間を過ごせたこと
・よく眠れたこと
・一日が無事に過ごせたこと
・出かけるときに忘れ物なく、出かけることができたこと
・お気に入りのカフェに入れたこと

発表をしていると、たしかにそれもあるあるという風に、

自分がついていること、楽しめていることを思い出します。

まずは意識して自分のまわりのポジティブなことを思い出すようにして、

ゆくゆくは無意識でもポジティブなことが自然に出るようになると、

うつ病やパニック障害・適応障害を克服して、復職・再就職への道も近づいてきます。

小さな変化を続けていくことで、認知を広げることができるようになっていきますね。