卒業生の声(リワーク/転職)

20代

M.Y.さん(20代:女性)

私は常駐先で周囲に相談ができず、一人で抱え込んでしまったことで体調を崩し、休職に入りました。

常駐先には同じ会社から派遣されている人がいなかったこと、様々な会社から来ている人で作られたグループに所属したことで誰に相談、質問していいかわからず、すべてを抱え込んでいました。

 

リファインとの出会いは主治医からの紹介です。

紹介されてからも私はしばらく通所することを決断できず、先延ばしにしていました。

ですがそれではいけないと、勇気を出してメールを出しました。

変わりたい、と強く思ったことがきっかけです。

 

通所を開始して感じたのは、皆さんの積極さです。

自分の意見を積極的に自分のことを話され、ほかの人を尊重しながらグループワークをされていました。

とても和気あいあいとされていて、自分のできる範囲で徐々に慣れていくことができました。

たどたどしかった自分を温かく受け入れ、成長の機会をいただいた、グループワークを共にした皆さんには本当に感謝しております。

 

通所をはじめ、最初は自分のことが分からず、もやもやしていることが多かったですが、通所者の皆さんやセンター長、スタッフの方と話し、徐々に自分の考えの持ち方や話し方について知ることができました。

そのおかげでグループワークで自分の意見を自信を持って発言できるようになったり、質問したりできるようになりました。

 

そのため、最善の状態で就職活動に望め、第一希望の会社に就職することができました。

通所したことで自分を知ることができたこと、人とのコミュニケーションを学んだこと、自他尊重できるようになったことが大きいと考えています。

何より、センター長、井田代表、キャリアカウンセラーの方、スタッフの方に支援していただけたおかげです。

本当にありがとうございました。

 

リファインに通所し、知識や経験を得た時間は本当に有意義だったと感じております。

卒業後も再び抱え込んだりしないよう、相談することを忘れず、自分らしく働けるよう工夫を忘れず過ごしていきたいです。

 

H.S.さん(20代:男性)

新卒での就活中から企業で働く⾃分の姿が想像できず、案の定働き始めてすぐに躓くことになりました。学⽣時代からお世話になっていた主治医にリファインを紹介され、焦っていた私はすぐにパンフレットに記載された番号に電話をかけました。

リファインの利⽤者には復職を⽬指している休職中の⽅と、転職を⽬指している⽅がいます。私は後者でしたが、復職を⽬指す⽅々とも⼀緒にワークに取り組みました。 就職という同じ⽬的の⽅々だけではなく、様々な業界で働かれている⽅々の話を聞くこともできたのは、視野を広げる意味でも就職活動おおいに役に⽴ったと感じます。

リファインのカリキュラムでは⾃⼰分析を徹底的に⾏うことを求められます。⾃分の「取扱説明書」(取説)を完成させることがそのゴールになるわけですが、私はかなりこ れに苦戦しました。在籍途中にコロナ禍に⼊ってオンライン中⼼のカリキュラムになったこともあり、新たな課題が次々と浮かび正直どうすればよいのかよくわかりませんでした。スタッフの⽅との⾯談で内容を壁打ちし何とか完成をさせましたが、今でも完成をしたという感覚はありません。きっとこれからも新たな課題がたくさん出てきて、ブラッシュアップをしていく必要があるのだと思います。

ただ、時間をかけて⾃⼰分析をしたおかげで就職活動に⼊るとそこまで⼤きく躓くこともなく、スムーズに事が進んでいきました。コロナ禍もあり、どれくらいの時間が かかるかと不安もあったのですが、転職エージェントに登録してから概ね1 ヶ⽉半ほどで内定を頂けました。

キャリア⾯談で⾯接の対策もしっかりと⾏なっていただいたのですが、 取説等で⾃分の⾔語化を⾏なっていたおかげで、サクサクと進んだ実感があります。
⾃⼰分析・取説を書き終えてしまえば就職活動や復職はスムーズに進むと思うので、これから⼊所される⽅々も、焦らず根を詰めすぎず、社会復帰に向けてリファインで歩を進めていただけたらいいのではないでしょうか。

T.K.さん(20代:男性)

リファインの通所を通じて1番得られたことは「生きやすさ」だと思います。

 

この生きやすさは、ストレスに対する向き合い方が自分や周囲を過度に傷つけない方向に変わったことで得られたもの、だと思います。

ここでは、私が生きやすさを手に入れるまでの経緯をお伝えしたいと思います。

 

私は転職先で数ヶ月でダウンし、企業人事の方からリファインを紹介頂き、通所することとなりました。

それまでの私は、自分の思い通りにならないことに過剰に反応したり、些細なことで自責に追い込んだりと、受けたストレスを自分で増幅しているような人生を送っていました。

 

しかし、リファインで毎日行う「リフレーミング」を通じて、ストレスを軽減させて消化できるようになったり、逆にチャンスと捉えて前向きな行動を取ることができるようになったりしました。

 

私の場合就活組でしたので、就活中に理想と現実の壁に直面したり、思い通りに行かないことも多々あったのですが、「リフレーミング」の力を得られたからこそ、途中で投げ出さずに最後まで熱量を持ってやり続けた結果、心から第一志望と思える会社に出会うことができました。

 

社会復帰後はワクワクする一方で、色々と苦労をすることもあるだろうなと思っていますが、リファイン通所で学んだことを生かせれば長くイキイキと働き続けることができる、と確信しています。

 

リファインに通所して本当に良かったです。

 

ここで学んだことを活かしつつ、より一層自分を磨き続けて、豊かな人生を送っていきたいと思っています。

 

H.M.さん(20代:女性)

リファインを卒業し、社会復帰をして3ヶ月が経ちます。

私はうつで2回の休職を経験しましたが、2回目の社会復帰となる現在が、これまででいちばん自信を持って働くことができています。

その自信を得ることができたのは、リファインで得た気付きと経験のおかげだと考えています。

そんな私の、リファインでの経験を通してできるようになったことについて。

たくさんあるのですが、ここでは3つお話しさせていただきます。

 

1つ目。

自己理解。自分の価値観、強みや弱み、特徴を知ること。

中でも、リファインのカリキュラムの1つである『自分取扱説明書』の作成を通して自分の思考のクセを理解できたことが、メンタルダウン克服への大きなステップになったと考えています。

自分がどんな時、どういう方向で物を考えるのか。

その考え方は自分に対してどのような影響を及ぼしているのか。

どうしたら、その思考を和らげることができるのか。

日々行われるワークで見つけたヒントをもとに、自分を見つめ直したり。

カウンセリングの場や、センター長や井田代表との面談を通して、専門家のアドバイスを取り入れ、自分に合った形でのメンタルダウン対策を考えたり。

あの手この手で自分と向き合った結果、今では実際に職場で落ち込むような出来事が起こっても、自分で気持ちを立て直したりケアをすることができるようになっています。

「課題に気付きさえすれば、対策を立てることも、実際に行動を起こして変えていくこともできる」

そう思えるようになったことが、私がリファイン通所を通して自分を変えることができた証拠なのだと思います。

 

2つ目。

受容。自分と他者を受け入れること。

私は、自分を認めたり受け止めてやることが苦手でした。

また、自分の理想と外れたことをする人に対して強い苦手意識を感じ、頑なになってしまう部分がありました。

リファインのグループワークを通して、これらの考えや姿勢が少し緩和されたと考えています。

グループワークでは、各々が自分の価値観を語るとともに、相手の価値観についての気付きを伝えます。

否定するのではなく、一旦受け入れた上で、感じたことを伝える。これを繰り返すうちに、少しずつ受け入れる範囲が広がったり、自分なりの受け入れ方を見つけて受容できるようになりました。

 

そして、3つ目。

行動。思い切って、まず実際に動いてみること。

私はとにかく行動を起こすことが苦手で、「もし〇〇だったら」という想像や思い込みで自分を縛り、行動を起こせないまま抱え込んでしまいがちでした。

そんな自分を変えたものが2つあります。

1つは自己理解で、行動するまでの自分の思考のプロセスを認識し、改めること。

そしてもう1つは、リファインで実際に行動することにチャレンジして、成功体験を積むこと。

中でも後者の効果は特に大きかったと感じています。

「私は◯◯が課題なので、今日はそれを練習させてもらってもいいですか?」

この言葉を自分が言う日もあれば、誰かから聞く日もありました。

リファインでは、通所者それぞれが何かしらの課題と向き合っています。

だからこそ、お互いの課題の改善に向けたチャレンジを受容し、応援し合える環境となっています。

仕事の場では試しにくい内容であっても、リファインなら安心して試すことができました。

今の自分は、リファインでのチャレンジを自信に変えて、今までよりも積極的に発言や相談を行っています。

長々と述べてしまいましたが、要するに。

私にとってリファインでの経験は、かけがえのないものでした。

きっとこの先も、リファインでの経験にたくさん助けられていくのだと思います。

素晴らしい出会いと体験をくださった、リファインスタッフの皆様、通所者の皆様、本当にありがとうございました!

Y.O.さん(20代:女性)

私は2度、メンタルダウンをしました。
リファインは1度目のダウンの時にも主治医から紹介されたのですが、そのときは自分の力でできるなら自分でなんとかすべきだと考えていたので体験に行くことすら拒否しました。

メンタルダウン患者の中にはもっと大変な人もいる。その人達のために就労支援がある。自分は家から出たくないとか何もする気が起きないとかはなく、まだ元気があるほうだから就労支援の助けを借りるべきではない、甘えてはいけないと考えていました。

休職しながら就職活動をして新しい会社に入社しましたが、思い込みが激しく自分で自分を追い詰める癖のせいで、半年経ってからまたもメンタルダウンをしてしまいました。
さすがに2度もダウンをしたのでこのままではいけないと思い、リファインへ体験に行くことを決めました。

そういう意味では1度目のメンタルダウンから通所するまでに1年半近くかかりました。

リファインに来て良かったと思うのは、自分の感情に対して関心を持つようなり、早い段階でストレスに気づいて対処できるようになれたことです。
これまでの私は、ネガティブな感情は持つべきでないと考えて常に目をそらしてきました。見ないようにしているだけなので何の解決もできず、知らない間にストレスを溜めていました。

毎日のルーティンである「感情日記」を通して、ネガティブな感情を持つ持たないが大切なのではなく、その感情を受け入れた上でどのように考えと行動を変えていくかが大切だということに気づきました。
自分の感情を受け入れられるようになってからは、本当に生きやすくなりました。
今となっては、昔の自分はなんて難しく苦しい人生を送っていたのだろうと思います。
リファインに通所して本当に良かったです。
ここで学んだことを忘れず、より一層磨き続けて、楽しい人生を送っていきたいです。

N.M.さん(20代:女性)

リファインに来てからのわたしにとって最大の変化は、
「自分なんかいなければ良いのに」と思わなくなったことです。

記憶にある中で最初に「自分なんかいなければ良いのに」と思ったのは小学生の頃でした。
きっかけも経緯も覚えていませんが、それ以来ずっとこの思いは消えることはなく、
何かネガティブな出来事がある度に「ああ、やっぱり自分なんか…」と考えてしまう自分がいました。
成果を出せば周りが認めてくれるかもしれない、とがむしゃらに頑張ってきましたが、
褒めてもらったり表彰されたりしても「こんなんじゃわたしの存在意義にはならない。足りない。足りない。」と自分を追い込む癖は消えず、
2012年に過労でメンタルダウンを起こしました。
その後は転げ落ちるように復帰と再発を繰り返し、
結局6年間で4回もメンタルダウンをすることになりました。

2018年、遂に会社の休職期間を使い切り退職を余儀なくされたわたしは、
これから先も復帰と再発を繰り返しながら生きていく以外に道はないんだろうな、と半ば諦めの境地にいました。
そんなわたしを見て主治医が紹介してくれたのが、リファイン就労支援センターでした。

リファインには同じことに苦しむ仲間と、サポートしてくれるスタッフがいました。
時には泣いたり笑ったりしながら、ただひたすら自分の課題と向き合ってきました。
自分の得意なこと、苦手なこと、自分がメンタルダウンしてしまうメカニズム、
過去のこと、未来のこと、自分が本当に大切にしたい価値観。
いろんな角度から、来る日も来る日も、「これができれば本当に再発しないの?」を納得いくまで自分に問い続けました。
日々のディスカッションで仲間と意見を交わしあい、スタッフの方々と何十回も面談を重ね、ようやく完成した自分取扱説明書。
それでも「ここの部分の自己理解は不十分だ。ここが穴になって再発してしまう可能性がある」と少しでも思えば、何度でもやり直しました。

取扱説明書が終わり、1年間の離職期間を経てわたしは就職活動に移行しました。
コミュニケーションに苦手意識を持つわたしは、転職なんて相当苦労するだろうと思っていましたが、
毎日リファインでディスカッションをやってきたことで、知らず知らずのうちに伝える能力が身についていたようで、
過去に在籍したどの会社よりも、自分にとって良い条件の転職先を決めることができました。

ふと気付けば、ずっと自分の頭にリフレインし無意識で呟いていた「自分なんかいなければ良いのに」という考えから解放されていました。
自分のあるがままを、良いとか悪いとか判断せず、そのまま受け容れることができるようになっていました。

鬱はつらかったです。
でも、鬱にならなければ、こんなに自分と向き合わかなかったし、
自分が人生を賭けて大切にしたいものにも、きっと気付かなかったと思います。
だからこそわたしは、鬱になる前より今の自分のほうが、良い人生を歩んでいける自信があります。

Y.G.さん(20代:男性)

新卒で2010年4月に入社し、時間経過に伴い体調がおかしいなと思いつつ、我慢の限界になって心療内科を訪れたのが2010年12月。その時に、「ストレスが原因のうつ症状」を診断されました。

「周りに低評価されることへの恐怖」「人に助けを求めたら負け。」という気持ちが前面に出て、怖くて誰にも打ち明けられず、薬を飲みながら7年半ひたすら耐えて、騙し騙しやり過ごしていました。

そしてついに限界がきて休むことになり、当時の産業医に紹介されたのがリファイン就労支援センターでした。

家でゴロゴロするよりマシだろうという理由で通所を決めました。

今までは特に職場においては知らない人と話すこと、自分の考えや意見を口にしたり、報連相や雑談をすることが苦手(拒絶に近い)で、職場で関係性を構築できず壁を作ってしまい、孤立している感じが強かったです。

それがグループワークを通じて会話の効果や重要性、報連相をする側される側それぞれの立場での気持ちを理解していき、自分の考えが単なる思い込みで間違えた認識をしていたことに気づき、その思い込みをどのように変えていくのかを時間をかけて考えて理解していきました。

また、それにより、今までの仕事の取り組み方そのものが間違っていたことがわかり、一社会人として仕事をしていくうえでどのように立ち振る舞っていけばよいか、仕事の進め方についても時間をかけて考えて理解しました。就業トレーニングでは改まった仕事の進め方を遂行することができて、自分でも出来るんだと自信になりました。

時間が経過するごとに自分が変化していることは少しずつですが実感していました。

通所当初は悲観的であった自分が前を向いて進めるようになりました。仕事を辞めてでも自分自身を振り返る時間は私には必要な時間でした。通所していた1年2か月は長くて短いような、でも内容の濃い時間でした。

リファインで学んだことを忘れずに、胸を張って再スタートします。

H.N.さん(20代:女性)

わたしはリファインに通所するまで約2ヶ月間、病院に行く以外は外に出ない生活をしていました。

うつ病という病気になったこと、仕事を辞めなくてはいけなくなったこと、ただ家にいるだけ、このままではいけない、はやく社会に戻らなければいけないと思っているのに出来ない自分。

全てにおいて自己嫌悪に陥っていました。そんな中主治医に進められたのがリファインでした。

最初のころはグループワークにも身がはいらず活発な周囲の雰囲気にのまれ自分の意見を持つことも言う事もできずに、ただ黙って時間が過ぎるのをやり過ごしここにいることに意味があるのか、この間に社会復帰したほうがいいのではないかなどと様々なことを考えていました。働いていない自分に自己嫌悪を感じることも少なからずありました。

それでも毎日通い続け、グループワークに参加することで拙いながらも自分の意見が言えるようになったり、自己理解を深めることにより、自己嫌悪が少しずつ減り、生きるうえで本当に大切なものはなんなのか考えることができるようになりました。

それは共にグループワークをし気付きを与えてくださった利用者の方々、温かく見守ってくださった代表はじめスタッフの皆様のおかげだと思っています。本当に感謝しています。

また、就職活動についてもわたしはリファインに多く助けられました。本当にやりたいことはなんなのか、そのために必要なことはなにか、代表やキャリアカウンセラーの方と何回も話し合いました。

そのうえで最初に作成した就活の軸となる”羅針盤”を変更し、雇用形態にこだわるより今後自分が長くどんな環境、どんな仕事で働いていきたいかを優先して考えるというように方向転換をしました。

そして自分が働きたい環境で働くことや、そんな仕事をするために今のわたしに必要なのはまずスキルアップだと思い、今回の就職先を決めました。どれだけ迷っても方向転換をしても相談に乗っていただけるこの環境があったことは本当にわたしにとってありがたいことだと思っています。リファインに通って8ヶ月長いようであっという間でした。普通の生活じゃ経験できないことをたくさん経験できたと思っています。

リファインで関わってくれたすべての皆様に感謝します。ありがとうございました。

H.A.さん(20代:男性)

私がリファインを知るきっかけは兄に勧められたからでした。

当時は通う事には乗り気ではありませんでした。

正直な所、「病気もブランクもあって、こんな経歴じゃ絶対社会復帰なんてできない。」と思っていたからです。

しかし、家には自分との関係が悪化している両親がいて、一日中一緒の空間にいるよりは良いだろうという他の方達よりも健全ではない理由でリファインに通い出しました。

最初は長年引きこもっていた為、人間不信が強く、グループワークでも上手く話せませんでした。

ですが、リファインでは基本的に否定をしないで受け入れてくれる雰囲気の為、段々と自分の気持ちを打ち明けられるようになりました。

また、いろいろな人の話を聞くと

リファインには私と同じ病気や境遇で悩まされている人や家庭を持ち自分よりも難しい状況でも諦めずに頑張っている人などたくさんの人が社会復帰を目指して頑張っている事に気付きました。

そして、そんな先輩方が一人一人就職を決めていく姿を見て、自分もリファインに通い続ければ社会復帰出来るかもしれないと思えるようになりました。

その後は自己理解を進め、就職活動に進むのですが、私はちゃんとした就職活動は初めてで右も左もわからない状態でした。

ですが、スタッフの方々やキャリアカウンセラーの方が人材会社出身の為、豊富な知識や経験を活かしてサポートしてくださいました。

そのおかげで安心して就職活動を進める事が出来ました。

そして、リファインでのワークで自己理解を深めた事で分かった自分に合った環境や仕事の会社に就職を決める事が出来ました。

メンタルダウンになってから私は自己否定・自己嫌悪し続けてきた人生でしたが、

リファインに通ったことで自己受容出来る様になり、社会復帰を果たすことが出来ました。

本当に感謝しております。

K.N.さん(20代:女性)

私は二年前の八月に体調を崩し、一か月の自宅療養後、再度現場に戻りましたが再び体調を崩し、さらに四か月の自宅療養となりました。

早く現場に戻らなければ、職場を変えてもいいから早く仕事の感覚を取り戻し、社会に戻らなければという焦りと不安のなかにいたことを覚えています。そんな中、リファインという場所に出会いました。本当に良いのかという迷いの中通い始め、またリファインをやめ、復帰した方が調子が良くなるのではないかと思った時期もありました。

しかし、卒業、復帰という日を迎えた今、辛くても立ち止まり自分と向き合ってよかった、また立ち止まる場所があって良かったと思っています。

 

そして辛い中だからこそ様々な感謝に気付くことができた毎日であったように思います。

同じような境遇にいる皆さんそれぞれが頑張られている姿、そんな場所をつくり、守ってくださっている代表を始め、センター長、スタッフの方々の存在。そして近くで見守ってくれていた人達。自分を見つめ直せた、それ以上にそんな人達がいることに気付けた、また出会えたことは自分にとって大きな宝となりました。

豊かな人生それが自分にとって何なのかわかったように思います。それを現実にする為にも日々少しずつ、色々なことを見付け、気付きながら歩んでいこうと思えるようになりました。

 

また、就職活動は多くのものを得られた期間でした。

様々な人とやりとりをしていく中での自分の自己理解を現実的にしていくような感覚をもちました。やはりこの状況は苦手だとか、出来ていない、体調がまだ整っていないとか。逆にここは冷静に、客観的に見ることができるようになってきただとか、実際の今の自分を解ることができる時期でもありました。

またすごく焦り、不安になった時期でもありました。早く就職しなければという焦りから自分が本来目指したかったところはどこであったのか、ブレてしまいそうになった時期もありました。しかしそこで落ち着き、冷静になって本来の軸に戻れたのは代表やセンター長、キャリアカウンセラーさん、スタッフの方々の存在、そして就職に向けて作成する“羅針盤”そして本来の自分を見つめ直す“取扱説明書”というものの存在でした。

これからどのように人生を歩んでいきたいのかを決めたからこそ今の自分にとっての本当の第一志望となる企業に出会えたのだと思います。

本当にこの場所があってよかったと思う毎日でした。面接で何があってもここに戻れば大丈夫と思えたこと、「いってらっしゃい」「お帰りなさい」と言ってくださるスタッフの方々やご利用者の皆さん、そんな方々の存在と自己理解が深まった自分で望んだことで無事就職、復帰という今を迎えられたのだと思います。

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