社会復帰された方の声

社会復帰された方の声

M.I.さん(40代:男性)

職場で疲弊し、会社に心療内科に言って来いと言われ、適応障害と診断された事が、始まりでした。その後の職場でも、この内容で良いのか?私は何か貢献できているのか? 常に心配、不安がつきまとい、自分が自分ではない感覚と恐怖。

そんな出口の見えない生活の中、主治医から紹介されたリファイン就労支援センター。
今は流れに身をまかせる時期だと感じ、通所を始めた。
きっかけは、卒業生がホームページ上に残した「自分の取扱説明書」という文言。

40代半ば。後ろを振り返る事なく、前に進んできたつもりだが、今は身体も、そして何より、心が前に進む事を拒んでいる。 自分を深掘りするには、良い機会かもしれない、いや、できるのは離職している今しかないと感じた。

生活リズムの安定化、各ワークでの気づき、新しい知識、適時行われるスタッフの皆さんによるカウンセリング、良い事、悪い事を全て受け入れる覚悟を必要とする取扱説明書作成。

就業トレーニングを経て、紆余曲折な就職活動の後、現職に付いた今言える事は、心がしんどい時は、何かを学び、変わり、成長している時期なんだ。という事。

その期間を得た今の私は、あの時、会社の産業医からドクターストップがかかった時の私とは違う。 人を大事に、そして何より自分自身を大切にしてあげられる。

I.K.さん(40代:男性)

私は仕事でミスをし理不尽に感じた叱責をされ、自信を喪失しうつを発症しました。また、完璧主義や偏った責任感により現実と理想のギャップを作り出し自暴自棄になっていました。

ある程度体調が回復した時主治医より社会適応のためにリファイン就労支援センターを紹介されました。当時はまだ働きたいという意欲よりも働かなければならないという義務感が強かったのですが、病気を治したいと強く思っていました。

 足を運ぶことに抵抗感がありましたが、とりあえず見学だけでもと考え、リファインを訪れました。そこで見たのは、とても明るい雰囲気の中で活発に意見が飛び交う光景でした。自分がその中に入って周りについていけるのかとても不安でしたが、社会適応のためにまず通ってみようと思い、3日間体験しました。

 最初は、日々のグループワークの中で自分の考えが浮かばず、まるでただそこにいるだけと思える日々が続きました。それ故劣等感を感じていましたが、スタッフや利用者の皆さんが優しくサポートしてくださり、前向きな気持ちが持てました。特に通所したこと自体をはじめ、自分が出来たことに対して評価してもらえて、来てよかったと思えたことは卒業まで通所し続けるための大きなモチベーションとなりました。

 そして通所を決意し、まずは著しく落ちた体力を取り戻すことと薬の調整に励みました。土台になる体調が安定していなければ考えが及ばないからです。体調が不安定な中、途中でくじけそうになりながらも、リファインが自分にとって社会復帰の最後の砦だ、と自分に言い聞かせて必死に食らいつきました。

リファインスタッフのサポートを受けつつ、その甲斐あって体調は安定し、いつの間にかグループワークでも自分の意見を積極的に伝えることができようになっていました。

 次のステップでは、日々のカリキュラムで深めた自己理解を文書にすることに取り組みました。しかし、表現力を必要とする文書作成の経験が乏しく、とても苦手なことがわかりました。また、調整した薬の影響で疲れやすさもあり、多くの時間がかかってしまいました。

 そして、自分の取扱説明書として書いた自分の気質や性格と適切な対処法の確認のために、2週間の就労トレーニングを行いました。

メンタルダウンの根本の原因である、一人で抱え込むという自分の特性に対する対処の「報連相」を強く意識して実践することができました。

 最終段階に入り、いよいよ就職活動に移りますが、自分が生き生きと働くための条件をまとめた就職羅針盤の作成後、どの企業でどんな職に就くのか迷いがありました。

そこで原点に立ち戻り、自分の気質・性格と照らし合わせて、会社が安定していて安心して働くことができるかという視点で改めて考えました。複数企業から内定を頂戴し、とても良いと思える第一希望の企業に入社させていただくことになりました。

 これまでを振り返ると、病気治療と認知行動療法、社会復帰は自分一人では到底成しえませんでした。サポートしてくださったスタッフの皆様、共に同じ目標を持ち切磋琢磨し合った利用者の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。

 最後に、私がリファイン通所を選択したのは主治医の紹介もありましたが、ここに掲載された卒業者の声を見て自分もそうありたいと感じたからです。過去の自分と同じように、社会復帰はしたいけれども怖い、不安だ、どうしていいかわからないという方がいらっしゃれば是非リファインを訪れてみてください。自分自身で希望や目標を見出し、それに向かっていくためにリファインスタッフと通所者の仲間が優しく導いてくれることでしょう。

I.M.さん(50代:男性)

わたしは入社以来32年。うち後半は20年にわたってメンタル不調を抱えながら仕事をしてきました。休職8回。

最初はうつ病・気分障害と診断されていましたが、双極性障害でした。

躁状態の時は寝る間も惜しんで働き、遊び、うつ状態になるとすべて悲観的になることの繰り返しでした。

3年前からは鬱状態が極度に悪化し、現実逃避のため朝から酒と睡眠薬を飲むようになり、アルコール依存症で3ヶ月入院。退院したものの、再びうつ状態が悪化し再入院。

退院後はメンタルクリニックと併設のデイケアに通っていましたが、何か意味が感じられず休職のまま2年が経過しました。

17年10月たまたま見つけたリファイン就労センターへ足を運び説明を受けたときに「まさに自分に足りないものはこれだ」と確信しました。

それは他のデイケアや就労支援センターと異なり、「病気を治す」のではなく「再発しない」ことを目標としたキャリア開発、キャリア形成のプログラムでした。リファインではより実践的なプログラムで脳を鍛え、自分を分析し、毎日グループディスカッションが行われます。

そして復職・転職してから「自分は何ができて、どう生きて行きたいのか?」を徹底的に磨きこみます。なので毎日通所するのは体力的にも精神的にも結構ハードでした(仕事より集中力が必要な場面もありましたが、それが逆に自信につながりました)

そして自己理解と再発防止、さらには自分の未来を描く「わたしの取扱説明書(通称トリセツ)という卒論みたいなものを作って卒業となります。トリセツは復職してからも常に手元に置いて事あるごと(心が揺れた時、落ち込んだ時)読み返しています。そこには苦しくなった時の対処法も具体的に描かれています。

そして何よりも驚いたのが、センターを卒業して復職からも手厚いフォローアップがある事です。

復職後上司や周囲のメンバーとのコミュニケーションがうまく取れず、調子を崩しかけた時、なんとスタッフが心配して会社まで駆けつけてくれたのです。

その時スタッフの方から「リファインは卒業しても一生おつきあいします」という言葉をいただき、とてつもない安心感を得ました。

復職して2ヶ月がたちますが、今も週一回「定着支援」というサービス外(自己負担なし)のサポートがあって毎週仕事の後にスタッフの方と1週間の振り返りや困ったことの相談をしています。

メンタル不調にならないのが一番です。でもわたしはメンタルダウンして、リファインに出会えた事、そして通所している様々な会社の「同じ根っこ(メンタル)」を持った仲間にであえたことが本当に財産となりました。50代での復職ですが、リファインに通って「再発しない自分」を作れました。人生が変わったのです。

中々社会人になって自分の一生を振り返ったりビジネスに必要な基本的スキルを学ぶ場はあまりません。

リファインのスタッフのかたには心より感謝しています。

うつ病などのメンタルヘルス不全の回復・改善や、就職・復職の就労支援は、リファイン就労支援センターへ