卒業生の声(リワーク/転職)

卒業生の声(リワーク/転職)

K.F.さん(40代:男性)

A.A.さん(30代:女性)

ある日突然、会社のデスクで悲しくもないのに涙が溢れてきて、訳もわからないまま病院に行き休むことになりました。数ヶ月が経っても無気力で「このまま無理に復職してもまたダウンを繰り返すのではないか」と大きな不安を抱え、リワーク施設を何箇所か回ってやっとリファインに出会いました。

当時は自分のことわからず、ダウンを繰り返すのではと不安だったわたしにとって、「自分の取扱説明書(通称:取説)を作成し、自分を理解した上で自分に合った働き方を考え、復職や転職もサポートしてもらえる」ということが、「私の求めていたことはこれだ!」と思い、メンタルダウンを繰り返さず働くことへの根本的な解決につながるのではないかと考え通所を決めました。

通所の中で得たものは多すぎて書ききれませんが、大きく二つ挙げられるように思います。

一つ目は、自分の捉え方や行動の癖に気がついたことで、対処できるようになっていったことです。
私は人一倍見通せないことへの不安を感じやすく、ネガティブに捉えて固執したり、失敗が怖く準備などを辛くてもやりすぎてしまうことがわかりました。

以前は漠然と「なんで自分はこうなんだろう…」と自責し不快でしたが、取説の過程に加え検査結果などの裏付けもあり「そう考えてしまうのは仕方ない!あれこれ考えてしまうのは自分の趣味なのだ」と受け入れるようになりました。

一人で考えて抱えこむとダウンすることも理解し、徐々に不安が小さな段階から自己開示し相談できるようになっていきました。また一つの考えに固執せず別の考えを持てるようになり、自責癖も「ま、いっか」で手放せることが増え楽になりました。

二つ目は年齢も職業も様々なリファインの皆様に出会えたことです。
こんなにいろんな方に出会え、各々の価値観など深い話を聞くことができ、自分の良いところをフィードバックしてもらえる機会は、人生の中でとても貴重な体験だと思います。

通所者の皆様が、共感してくださり「自分だけではない」と思えたことや、「就活応援してます」などの声かけに非常に励まされ、また日々ワークに取り組む中で多くの気づきをくださりました。

井田代表をはじめリファインの関係者の皆様には、辛い時に寄り添い、励まし、本当に様々なサポートをしてくださり、頼れる存在に何度も心を救われてやってくることができました。

改めて皆様へお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

卒業後も「卒業したのだから!」と一人で抱え込まず、リファインの定着支援にも頼りながら、ほどほど感を大事にゆるく楽しく生きていきたいと思います。

J.J.さん(40代:男性)

私は通院している心療内科の医師からリファインを紹介され、通所を始めました。

通所当初は他者とコミュニケーションをとることが苦手ということもあり、他の利用者さんと全く話すことができませんでした。

そして間違ったことを言ってはいけないとの思い込みから、グループワークでも意見が言えませんでした。

しかし、リファインで発言には正解・不正解はないことを学んだことで、徐々に自分の意見を言うことができるようになりました。

またコミュニケーションにおいても、「話しかけるのが苦手ならば話しかけられるような雰囲気を作ればいい」とセンター長やスタッフの方のアドバイスをいただき、実践したところ利用者さんから話しかけてもらえるようになり、苦手を克服することができました。

リファインでの学びで一番の収穫は、『自分では当たり前と思っていることは他の人からは当たり前ではない』ということです。

誰しも得意・不得意があり、無意識にできていることはできて当たり前と思っていましたが、センター長やスタッフの方から「それは他人にとっては苦手なことで自身の強みになる」と繰り返しおっしゃっていただきました。

最初はその言葉を理解はできても腹落ちできませんでしたが、自分を理解していくうちに、腹落ちさせることができ、今では強みと感じるまでに意識を変化させることができました。

誰しもメンタルダウンを起こす前は、快活であったと思います。

リファインでの日々のワークやグループワークを通してさまざまな気付きをいただけたことで、メンタルダウンを起こす前の快活な自分を取り戻せたと思っています。

そしてストレスを感じた時のストレスサインやストレスを和らげる方法(コーピング)の知識などを得たことで、自身の成長を感じています。

リファインに通所していなければ、今も一人でもがき苦しんでいたかも知れません。

しかし豊富な知見を有する代表、センター長、スタッフの方々から様々な角度からのアドバイスをいただき、自己理解と自己受容を深められたこと、自分と同じくメンタルダウンを起こした仲間と悩みを共有し、社会復帰という目標に向かって進めたことで、もがき苦しむことなく再就職できたのかなと思っています。

一人で悩み、苦しんでいる方がいらっしゃれば、リファインの扉を叩いてみてください。

以前の自分を取り戻せる、そう思える場所になるはずです。

M.Y.さん(30代:男性)

私は仕事と育児が大変な中、相談せず一人で抱え込み、アクセルを踏み続けた結果、キャパオーバーして休職に至りました。


その根本的な原因のひとつに、「お手本思考」というものがあります。
お手数思考とは、その場において理想的な状態でいること、期待に応え選ばれている状態でいることと理解しています。

これは決して悪いことではなく、学生時代や社会人になってからも、お手本思考のおかげで、成果に繋がったり、経験することができたり、多くの人と出逢うことができました。

しかし、何時でも何でもお手本でいようとすると自分が苦しくなります。
べき思考が強くなり、次第に、周りから期待されている自分(虚像)と本当の自分との間にギャップを感じ、それを隠さなけらばならないという心理状態になります。
すると、自分がいつも周囲の人から見定められているように感じ、相談したり、弱音を吐いたり、頼ったりすることができなくなり、その結果、キャパオーバーになってしまいます。

このサイクルから自分を守るために、今後は、お手本思考をゼロにするのではなく上手くバランスをとりながら自分をコントロールしていきます。お手本思考を緩め、弱さを含めて本当の自分も自己開示しながら、より自然体でいることもその一つです。

ここまで、自己理解したうえで自己受容することができたのは、リファインのおかげです。
リファインでは、これまでの人生を振り返り、自分のことを理解して、良いことも悪いことも自己受容したうえで、これからの人生で大切にしたいことを描き、そのために必要な再発防止策を作り、それを自分取扱説明書という形でまとめていくプログラムがあります。

これは、決して自分一人で作成するのではなく、代表やセンター長と繰り返し面談したり、グループワークを通して他の利用者の方からフィードバックをいただく等、様々なサポートを受けながら完成させていきます。

時間をかけて作成した自分取扱説明書は、これからの人生において自分の軸となるもので、今後、自分らしく自分のペースで歩いていくために必要となる伴走者のような存在です。

また、リファインでは、自分と同じように休職を経験しながら、社会復帰に向けて自分自身と向き合っている仲間と出逢うことができます。
弱さを含めて自己開示しても受け入れてくれる安心感があり、励ましあったり、気づきを与えてくれたりする同志のような存在です。

この文章を読んでいる方の中には、休職直後の頃の自分と同じように、こんなはずではなかったと現状を受け入れることができず、気力も体力もない中で将来に希望を持つことができないという方もいらっしゃるかもしれません。

そのような方には、決して一人ではないということをお伝えしたいですし、もしかしたらリファインに来ることで、仲間を見つけ前に進めるきっかけになるかもしれませんということをお伝えしたいです。

最後になりましたが、リファインでの出逢いに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
今後は、自分らしく自分のペースで歩いていきます。

T.A.さん(30代:男性)

私は2度のメンタルダウンを経験しました。

要因は様々ですが、2回とも共通して『自分はこの場所にいていいのか?』という疑問が生じ、自身の存在意義がわからなくなるということが大きかったです。

『自分には強みはない』、『失敗ばかりする自分は足を引っ張るだけだ』と自身に対して圧力をかけていました。

『こんな事を聞かせるのは申し訳ない』と大切な友人、家族にすら相談することもできず、結果的に自分を苦しめていました。

2度目の休職期間が始まってからどうすればいいのかわからなくなっていたので、会社の人事副課長に『復職支援施設』の存在を教えていただき、一緒に探していく中でリファイン就労支援センターを見つけました。

最初は自身の存在意義に対しての不安、生活リズムが崩れ昼夜逆転の生活を送っていたこともあり、全く通うことが出来ませんでした。

その際に、スタッフの方々から『スモールステップ』の存在を教えていただき、徐々に通い始めることが出来ました。

人前で話すことが怖く、中々発言できない私に対しても、スタッフの方々や通所者の方々は優しく接してくれました。

そのお蔭で、徐々に『私はここにいても良いのだ』と思うことができるようになりました。

また、私は『失敗』のことを重く捉えすぎている傾向があったため、『修正』に置き換えるようにアドバイスをしていただいたこともありました。

振り返って考えてみると、リファイン就労支援センターのワークは『本来の自分を取り戻す』、『心身共に豊かな生活を送るための自分になる』、そんなきっかけの場になっていたと思います。

リファイン就労支援センターでの経験、教えていただいたことは確実に私を前進させてくれました。

・心身共に健康に生きる
・休職期間に支えてくれた家族、友人を大切にする
・『失敗』を『修正』と置き換えて考える
・自分のことを好きになる
・ネガティブな過去を振り返らない

以上の5つのことをこれから大事にしていきたいこと思っております。

最後になりますが、常に面倒を見ていただいたスタッフの方々、一緒にワークを行なってきた通所者の方々、大変お世話になりました。 

改めて、感謝申し上げます。

M.K.さん(30代:女性)

リファインとの出会いで私の人生は大きく好転しました。

通い始めは自分に自信がなく、心も体も疲れ切っており行くのがやっとでした。

ワークに参加しても人と話すことが怖かったのでいつも下の方を見ていました。

そんな私が元気になり始めたのが「イイこと日記」を書くようになってからです。

スタッフの方に教えていただき、どんな小さなこと、当たり前と思っていたこと

(ご飯を食べられた・お風呂に入れた・7時に起きられたなど)を、できたら書くようにしていました。

できない・分からない・ヤル気がないと、「ない」ことばかり目についていましたが、いつの間にか

できていることに目が向き、自己肯定感があがっていました。

 

リファインの主軸である取扱説明書では、今まで経験してきた主な出来事を面談でスタッフの方と

自身の捉え方に偏りがないか、振返ります。丁寧に面談していただきました。

(個人によって期間はさまざまです)振返っている時は常に焦りと苛立ちで何度も心が折れそうになりました。

しかし、センター長、スタッフの方がいつも励ましてくださり私も根気よく頑張ろうと思え、本当によかったと思います。

代表面談では自己理解・自己受容を徹底的に習得し、気づけばどんな自分も素敵!頑張っている!と

自分の機嫌を取りながら自分を大切にできるようになり、大好きになっていました。

利用者の方とグループワークで意見交換をしたり、感情日記で新しい視点を頂いただいたりする中で、たくさんの気づきを得ることができました。

気づきの中で1番分かったことはこんなことで苦しんでいるのは、自分だけなのではと思っていることも、共感してくれる人はいるということです。

この共感が安心感を生みもう少し頑張ってみようと背中を押してくれるキッカケにもなりました。

リファインの強みは徹底的に自己と向き合わせてくれるところです。それは決して楽しいものではなく

苦しいことの連続だと思います。ですが、その苦しみをも楽しみ、受け入れられたときに出口が見え始め、本来の素敵な自分を取り戻せるのだと思います。

そして、リファインの徹底した就職支援と丁寧にサポートにより、

第一志望の会社に就職することが出来ました。

生きづらさを感じていたら、リファイン就労支援センターがいます。

きっと生きやすくなるためのヒントが見つかるはずです。

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