卒業生の声(リワーク/転職)

卒業生の声(リワーク/転職)

T.T.さん(40代:男性)

1年前リファインにくる前に、

復職直前で会社からリワークの話を受けました。

会社ではあなたを受け入れる事は出来ません。

リワークに行って、生まれ変わって戻ってきてください。と言われました。

当時の私は、自分自身の事を全否定された。私はダメな人間なんだ。

会社に迷惑をかけているからもう辞めた方がいいのかな。

と思って落ち込みました。

とてもネガティブな気持ちで、リワークと言う施設の事を知り、

リファインに対しても、マイナスなイメージを持って通い始めました。

通所当初は早く復職させて欲しいと要求し、スタッフを困らせた事もあります。

 

1年間通い卒業するにあたって、

私は生まれ変わったのか、別の人間になったか。

そういわれたら根本的には変わっていません。私は私のままです。

優位性志向で負け組になりたくないし、人の目を気にするし、

良く不安になってネガティブなぐるぐる思考に陥ります。

ただ、リファインでは自分はこういう人間だという自己理解が出来た事、

それを言語化して人に説明できる、自己開示出来るようになった事、

リフレーミング出来るようになった事、

それで、周りとうまくやっていくためにどうすれば良いのか対策を立て、

それを実践できるようになった事。

こういった事を1年間で学んで会得して、トリセツを完成させることが出来ました。

 

そしてそれが、自分の身を守って、健康でいられて、

家族と幸せに暮らす手段である事も知り、

それは私にとって非常に大きな成長だったと思います。

この成長できる機会を与えてくれた会社にも

今は(多少)感謝が出来る様になりました。

 

ただ、1人では到底卒業までたどり着けなかったと思います。

井田代表、センター長、スタッフの皆様を始めとして、

多かれ少なかれ同じようなつらい経験した通所メンバーと

一緒にグループワークが出来たからだと思います。

深い話をした方は少ないですが、

普段のワークから色々話が出来て。気付きを与えてもらいましたし、

気持ちの面でも本当に助けられました。ありがとうございます。

N.S.さん(20代:女性)

私の変化のきっかけは「自分の苦手を言語化し、理解したこと」です。

 

私はメンタルダウン以前より、人生の中の多くの場面で人間関係での失敗を経験しており、自分の性格・コミュニケーション力に難を感じていました。

リファインに通いはじめる前から自分の中の何かを直さないといけないという意識はあったものの、何を直すべきか具体化できておらず、沈黙を恐れて自分が話をするばかりの一方的なコミュニケーションをすることが多くなっていました。

 

通所を始めた当初は、認知行動療法への期待とやる気はあったものの、日々の個人ワークやグループワークで自分の変化を感じることがあまりできず、正直なところこの活動で自分が変われるのかと不安を感じたこともありました。

そして「苦手の言語化」をしていた時期が、リファインに通う中で一番辛かった時期でした。

これまでの失敗から苦手を言語化したとき、まずはその多さに愕然としました。また、苦手への対処策を考える宿題を与えられても、自力ではほとんど思いつかないことに落ち込みました。

この時は自分の気質、性格を恨めしく思いましたし、この量の苦手を克服するなんてめんどくさい、と感じました。

ただ、「苦手の言語化」はとても辛い作業ではありましたが、私の変化のきっかけとなる大切な作業だったのです。

 

苦手なことを言語化し具体的にしてしまえば、対処策は必ずしも一人で考える必要はありませんし、すぐに解決しようと焦る必要もありません。

自分では考えきれない対処策は、スタッフの方も一緒に考えてくれます。

苦手を具体的に意識できれば、グループワークで他のメンバーが話したり、アドバイスをくれたことが自分の苦手の対処策になると気づくことも増えます。

また、苦手を意識し対処策を考えられると、グループワークはそれを実際に試してみる良い練習場所になります。

「今日のグループワークではこれを試してみよう」と考えて臨んだり、「今日聞いたこの話は私の苦手の対処策になるかもしれない」と考えて話を聞いていると、目標をたてずにグループワークに参加していた時より達成感を感じられ、楽しくなっていきました。

 

私は自分の苦手を言語化したことで、一方的なコミュニケーションをするクセがあること、それが原因で相手の気持ちが理解できないことに気づきました。

対処策として、しっかりと相手の話を聞き理解する「傾聴」を徹底的に練習したことで、以前よりも緊張せず自然体で聞くこと・話すことができるようになり、コミュニケーションが楽しく感じられるようになりました。

H.O.さん(40代:男性)

「もしかしたら、自分も変われるかもしれない。」リファイン就労支援センターのHPにアクセスし、たくさんの「卒業生の声」を読んで感じたことである。そして無事にリファインを卒業し、穏やかな気持ちで復職します。

リファインで自分が変わった訳ではない。自分自身をしっかり見つめ直して、自分を客観的に理解できるようになった。そして自分がメンタル不調に陥りやすいパターンに遭遇しても対処できるスキルが身につき、メンタルダウンを再発させない自信がついたのだと思います。

20代後半に初めてメンタル不調を起こしてから、好不調を繰り返し、2度目の休職に至りました。体調が良くなり、復職を希望したところ、産業医からリワークに行くようにとリファインを紹介されました。戸惑いながらも紹介されたHPを読み、ここならばという気持ちが出てきて、他のリワーク施設を見学することもなく、入所を決めました。

自分自身を見失った自分は、他者と話す自信がないまま最初は恐る恐るグループワークに参加しました。しかし、皆が気さくに声がけくれたお陰で徐々に発言できる様になり、自分自身を取り戻せる様になってきました。今まで主治医やカウンセラーと話すことはあっても、同じ境遇にいる人と話したことがなく、メンタルダウンを感じさせない周りの皆に自分も勇気づけられていきました。

グループワークや自分取扱説明書(トリセツ)作成を通じて、自分は、「思いこみ」や「こだわり」が強く、特に「ゼロイチ思考」「べき思考」「悪いことの拡大解釈」といった認知のクセがあることに気づきました。これらの思考はうまく行っている時は責任感を持って仕事に取り組めたので良いのですが、心身の余裕がなくなると、不安や自責の念に支配され、崩れてしまうメカニズムに気づく事ができました。

しかし自己理解し再発防止策は考えても実践できないと意味がありません。井田代表、センター長、トレーナー、カウンセラー、スタッフそして利用者の皆からたくさんの気づきを得て、トリセツの作成・実践することを繰り返しました。またトリセツ完成後は、提携企業へ就業トレーニングに行き、自己理解の解像度を上げ、再発防止策への自信を深めることができたと言えます。

今の自分は、固執していた認知のクセもコントロールでき、自分の強み・弱み両方受け止められていると思います。当初、自己受容という言葉が理解できなかったけれど、今は「自分はこういう人間だ」と自然に受け止め、気持ちが穏やかになっています。かつては肩に力に入っていた仕事にも自然体で取り組めています。「自身が生まれ持った気質は変えられないが、行動は変えられる」という事を学びました。リファインから「自己理解をし、行動を変容させる」ように支援してもらっていたと思います。

リファインでは、リワークに留まらず、自分の人生で何を大切にしていきたいか、という「生き方」まで考えることができる場でもありました。自分の人生を歩むと気づかせてくれたリファインは自分にとって必要な時間だったし、将来、リファインで過ごした時間が人生の転機になったと振りかえるだろう、と今から想像しています。

百聞は一見にしかずなので、もしこの「卒業生の声」を読んで興味を持った人は、まずは体験参加してもらいたいと思います。

 

M.Y.さん(20代:女性)

私は常駐先で周囲に相談ができず、一人で抱え込んでしまったことで体調を崩し、休職に入りました。

常駐先には同じ会社から派遣されている人がいなかったこと、様々な会社から来ている人で作られたグループに所属したことで誰に相談、質問していいかわからず、すべてを抱え込んでいました。

 

リファインとの出会いは主治医からの紹介です。

紹介されてからも私はしばらく通所することを決断できず、先延ばしにしていました。

ですがそれではいけないと、勇気を出してメールを出しました。

変わりたい、と強く思ったことがきっかけです。

 

通所を開始して感じたのは、皆さんの積極さです。

自分の意見を積極的に自分のことを話され、ほかの人を尊重しながらグループワークをされていました。

とても和気あいあいとされていて、自分のできる範囲で徐々に慣れていくことができました。

たどたどしかった自分を温かく受け入れ、成長の機会をいただいた、グループワークを共にした皆さんには本当に感謝しております。

 

通所をはじめ、最初は自分のことが分からず、もやもやしていることが多かったですが、通所者の皆さんやセンター長、スタッフの方と話し、徐々に自分の考えの持ち方や話し方について知ることができました。

そのおかげでグループワークで自分の意見を自信を持って発言できるようになったり、質問したりできるようになりました。

 

そのため、最善の状態で就職活動に望め、第一希望の会社に就職することができました。

通所したことで自分を知ることができたこと、人とのコミュニケーションを学んだこと、自他尊重できるようになったことが大きいと考えています。

何より、センター長、井田代表、キャリアカウンセラーの方、スタッフの方に支援していただけたおかげです。

本当にありがとうございました。

 

リファインに通所し、知識や経験を得た時間は本当に有意義だったと感じております。

卒業後も再び抱え込んだりしないよう、相談することを忘れず、自分らしく働けるよう工夫を忘れず過ごしていきたいです。

 

K.S.さん(40代:男性)

自分は上司との関係が上手くいかず、言われていることが理解できないようになり、

毎日叱責を受けているうちにメンタルダウンを起こし、無気力で全く自信がない状態の時に、主治医の先生からリファインを紹介されて通うようになりました。

リファインに通って思った第一印象は通っている方たちの明るい雰囲気でした。

通う前の想像は重苦しい雰囲気であろうと思っておりましたが、みな一様に明るい雰囲気で自分の事を積極的に話している姿に驚いたのを覚えています。

通所していく中グループワークにおいて他の方の多様な考え方にふれて自己理解と他者受容が進んでいくと、自分が他の方と認知機能にズレがある事に気づきました。

通所している方たちやスタッフ・トレーナー・センター長・代表から意見をもらい一つずつ言動を見直しながらトライ&エラーを繰り返していき、行動特性の根幹となる自分の気質と自分が大切にしたい事を見つめなおし、自分が生きやすいメソッドを取扱説明書の作成という形で具現化することができたと思います。

そして今では自分の最大の応援団長である自分自身に気づくことができ、メンタルダウン前よりもよりバージョンアップした自分に変わることができたと実感しています。

自分は新たなステージへ向かいますが、リファインでは自分のこれからの人生を価値あるものに変えるきっかけをもらったと思います。
もし、今の自分はもうだめだと一人で悩んでいるのであればちょっとでいいのでリファインの扉をノックし一度ワークを体験してみてください。その扉の向こうにはきっと今までに気づかなかったご自身がいると思います。

K.K.さん(50代:男性)

私は仕事上の強いプレッシャーや複雑な人間関係の中、それを乗り越えられない自分との葛藤の末、睡眠不足、偏食、長期残業により体力的に疲弊し、精神面の安定を崩したのをきっかけに休職に入りました。休職して2か月ぐらいすると体力的には回復したものの自分には復職する勇気と自信が出ない状態であったので主治医の先生に相談したところリファインでの就労支援を受ける事を勧められました。

入所して間もない頃はトレーニングの内容や通所者の方達との会話に戸惑っておりましたが、先輩方やスタッフの皆さんのサポートのおかげで心の元気を取り戻し始めて、トレーニングや会話が楽しいものへと変化していきました。
通所の期間で自分自身を見つめなおし、自身を理解する事、その自分を受容する事、自分の思考を理解した上で行動の変容をする事を少しづつ身に付けさせていただいたように思います。
通所前と大きく変わったと感じますのは、本来の自分を取り戻し生活するのが楽になった、他人にも自分にも優しくなった、物事を許す事や放置する事が出来る様になったと思います。恐らくは私を取り巻く人達も楽になってもらえたのではないかと思います。

復職希望で入所しましたが最終的には転職の道を選びました。
就職活動においては精神的なサポートは勿論の事、リファインのノウハウをフルに活用していただき最善の選択が出来たと思っています。

リファイン関係者の皆様、主治医の先生、通所をお供にした皆様には感謝の思いで一杯です。
自分を見つめなおし、新しい自分へと進化できた素晴らしい時間でした。

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