S.S.さん(20代:男性)
メンタルダウンをした際に、主治医から勧められて通い始めたのが、リファインでした。
初めのうちは、半ば半信半疑の中で様々なワークを受けていましたが、リファインに関わる全ての方々があらゆる自己開示を目にしながら、ここは『自分自身をさらけ出しても良い安心・安全な環境なんだ』と気付くことで自己開示が徐々に出来るようになりました。
そこからは、自己開示したことで周りの方々からのフィードバックを通して、自分自身における強み・改善点が明確になっていきました。
そして、その中で自分においてメンタルダウンの大きな要因は、『予期不安』の拡大による脳キャパ不足の発生でそれによって更に『予期不安』を拡大させてしまうことでいつもは判断可能な事柄も落ち着いて対応が出来なくなってしまうことにあると気づくことができました。
そのため、『予期不安』が発生を防ぐためには何が必要なのかというにフォーカスを置いてみたところ、『予期不安』が発生にはどんな兆候があるのか知るために、毎日モニタリングを行うことに決めました。
すると、自分自身が『予期不安』の発生させやすい状況には共通して体調不良・キャパ以上のタスクを抱えている・目の前のことに集中が出来ていないことがあることが分かりました。
それぞれ一つ一つに対処可能な範囲で対処しつつ、対処が難しい場合は自分の状況を報告して信頼できる人物に相談するというプロセスを踏むことで予期不安の発生を防ぐことが大切だと気づけました。
しかし、そこまで辿り着いても『誰かに相談が出来ない』自分がいることに気付くことができ、今後は安心して相談を出来る人間関係構築を常日頃から意識することが大切であることもリファインを通じて、再認識出来ました。
センター長・キャリアカウンセラーのお二方には様々なことがありながらも辛抱強く、お話を聞いていただけたことは大きな支えになりました。ありがとうございました。
重ねて、リファインのスタッフ皆様・利用者の皆様には多くの気付きをいただき、非常に感謝しております。ありがとうございました。
A.A.さん(40代:男性)
私は40代手前頃から、周囲との意見の食い違いや、仕事を抱え込むこと、などをきっかけに体調を崩し、休職を繰り返すようになりました。産業医から「リファイン就労支援センターの利用を通じて、じっくり自分取扱説明書(再発防止策)を作成すること」と、リファインを勧められ、利用を開始しました。
はじめは自分に起きた現実に納得がいかず、スタッフの方に「すぐにでも復職したい」と訴えることが多くありました。しかし、だんだんと気持ちが落ち着いてくると、徐々にそれまで自分が見落としていたことに気づくようになりました。リファインには、そのためのプログラムがたくさん用意されていました。
まず、毎日「感情日記」を書くことです。休職前は、感情とは抑えるもの、感情を表に出すのは恥ずかしいこと、と感情を無視しがちでしたが、感情日記を書くことで、自分の感情を受容し、別の考え方やとらえ方で事実を客観的に見ることができるようになりました。
グループワークでは、他の利用者の皆様といろいろな考え方や価値観を共有できました。ここでもたくさんの気づきがありました。そして、それまで自分は「役に立たなければ、自分に存在価値はない」と思い込んでいたのですが、ワークの中で試行錯誤を繰り返すうちに、周囲や自分への信頼を取り戻し、この思い込みも解消することができました。
そして、自分取扱説明書の作成では、面談を通じて、徹底的に自己分析、自己理解を深めることができました。センター長との面談の中では、自己開示が互いの信頼関係の構築にどれほど重要であるか、はっきりと体験することができました。井田代表との面談では、自身の中の気質(変えられない特性)との向き合い方や、苦手な人物や場面への対処策をしっかり作成することができました。
こうして作成した自分取扱説明書(再発防止策)を、数多くのグループワークの中で実践する機会も頂きました。特に実践したのは、①動揺した時は、呼吸を観察し、意識を「今、ここ」に戻す、②刺激と反応の間のスペースを意識し、適応的な行動を選択し続ける、③自分の弱さ(苦手や弱点)を感じても、それを素直に認め、受容する、の3つです。
この自分取扱説明書(再発防止策)と共に、これからは、休職前よりずっと元気に、笑顔で、幸せに生きていきたいと思います。
これまで共に歩んでいただき、誠にありがとうございました。
K.M.さん(20代:女性)
2度の休職の後、主治医から勧められて
リファインに通うことになりました。
リファインに通ううちに、グループワークや取扱説明書作成を通して自己理解が進んでいき、自分のメンタルのコントロール方法に気づくことができました。
また、ビジネスパーソンに特化したリファインならではの他の利用者さんとの交流を通して他者理解や集団でどう自分らしく過ごすかといった部分も深めることができ、社会復帰に向けて有意義な時間を過ごすことができたと思っています。
就職活動も寄り添ってくれるサポートをしてもらいながら、第一志望の会社に転職を成功させることができました。
スタッフの皆様には大変感謝しております。
ありがとうございました。
S.A.さん(50代:女性)
私は、職場で体調不良になり通院し、そのまま休職となりました。
主治医から「リファインは一人一人の苦手としっかりと一緒に向き合ってくれる」とすすめられ、通所することになりました。
リファインで学んだことを主に3つに絞って紹介させていただきます。
一つ目はグループワークで様々な価値観に触れたことです。
グループワークは自分の考えをうまく言葉にできない私にとって、最初はそこにいるだけでもとまどい、不安がありました。先輩方が、「ここでは正解不正解ないから安心して発言して大丈夫ですよ」と言ってくださり、安心したことを覚えています。皆さんとは「価値観」など深いテーマについて語り合いました。様々な価値観があることを知ることで、自分の過剰に否定的なものの捉え方や人と比べてしまう考え方の癖に気づくことができました。自分の考えも徐々に発言できるようになりました。
二つ目は自分の考えや感情を言語化すること、それを客観視し整理することの大切さを学びました。最初はなかなかできませんでしたが、繰り返し行うことで、自分が今どういう状態なのかを認識し、言語化やリフレーミング、さらには行動までつなげられるようになりました。これはトレーニングにより身についていくもので、技術だと実感しました。
以前私は思考がまとまらず、頭を抱えて混乱する場面が多々ありましたが、今ではとても落ち着いて過ごしている自分に驚いています。
三つめは自分取扱説明書を作成し、自己理解を深めたことです。
自分の生まれ持った特性を知ることで、過去の出来事も起こるべくして起こったのだと、点と点がつながっていくのを感じました。代表面談、センター長面談を通して、自分ができること、できないこと、弱みに対する対処法や不具合が起こるメカニズムなどを明確にすることができました。
今後は自分が持っているものを最大限に生かすような生き方をしていきたいと思います。
今私は、もう一つ人生を与えてもらったと思っています。
本当にありがとうございました。
G.G.さん(40代:女性)
私は直属の上司との関係について上手くいかずメンタルダウンしました。
人事の仕事をしていたこともあって、それまでもメンタルダウンした方と携わることもありましたが、まさか自分がそうなるとは思ってもみなかったことで、診断書がでた時はなかなかすぐに受け入れられない自分もいました。
ですが、やはりメンタルダウンし退職してからしばらくは家に引き籠り、1年ほどたってからたまたま病院の待合室にあったパンフレットを手にとったのがキッカケでリファインにお世話になることが出来ました。
それまでもいくつか別の就労移行支援事業所に見学に行ったことはありましたが、プログラム内容に、私にはイマイチピンとこなく、リファインのパンフレットを読み込んだ時は、今の自分のモヤモヤした気持ちを整理、理解できるのではここだ!と思い、迷わずアポイントをお願いしたことを覚えております。
通所を開始してからは、同じ状況の仲間の方と会話する機会が増え、ワークに取り組むことで少しずつ自分の気持ちが話せるようになり、自己開示や自己理解が進んだと思います。
また現在より半年前までは朝、身支度をして通勤時間帯に外出することが怖くて出来ず、こんな状態で就職して働けるのかと物凄い不安感に襲われたこともありましたが、スタッフの皆さんに相談し色々とアドバイスをいただき、スモールステップならず、ベビーステップで取り組み、今は朝通勤電車に乗れるようになった自分は少しずつでも変化し、前に進んでいると信じて頑張っていきたいと思います。
今回就職するにあたり、仕事に対しては2年半のブランクがあり、正直、不安でいっぱいなところもありますが、そんな時こそ代表やセンター長と時間をかけて一緒に向き合っていただき取り組んで作成した「自分の取り扱い説明書」やキャリア面談、ワークをつうじて学んだ不安解消策を実践したいと思います。
誰にでも不安な気持ちは起こることだと思います。その気持ちは、その事柄が分からないから不安になり、不安を解消するためには、分かるようにするための行動をしてみることだとリファインで学びました。
リファインのスタッフの方や利用者の皆さんは安心、安全な方たちです。
自分を変えたいと思っていらっしゃいましたら、是非、体験してみてください。
何事もやってみないと本質は分からないと思います。
まずはやってみる、例え少しでもいいので行動してみる気持ちが大切だと思います。
Y.M.さん(20代:女性)
私がリファインを利用したきっかけは、主治医に認知行動療法に特化した就労移行施設があると勧められたからです。リファイン利用前から認知行動療法の本を買って1人でやっていたのですが、社会に出たいという気持ちが強くなり利用を決心しました。
大学時代に自律神経を乱し、1人で外出することができない時期が1ヶ月ほど続きました。合わせて電車に乗れない状態が続きました。徐々に回復してきて、5年後くらいにはほぼ症状が治りました。
コロナ禍に入り、職場やプライベートで大きな環境の変化がありました。1人で乗り越えてようと他人に相談せず無理をした結果、大学時代と同じような症状が出てしまい、また1人での行動範囲が減ってしまいました。
「働きたい」「社会に溶け込みたい」という気持ちが出てきたごろ、主治医にリファインを勧められました。
グループワークでは素直な気持ちを話すことが出来る上に、他の方の価値観を知ることができていつも新鮮な気持ちでした。緊張することもありましたが、穏やかな場であったので心配はありませんでした。
1番リファインで学んだことは「自己開示」です。自分を他者に開示することで、気持ちが楽になり自然と誰かが助けてくれます。結果「人に頼ること」の大切さを知りました。
センター長やキャリアカウンセラーの方も熱心に話を聞いて下さり、安心感がとてもありました。
リファインのスタッフ様、利用者様には大変感謝しております。ありがとうございました。
社会復帰後も定着支援でお世話になります。